サッカー青森山田高、プレミア首位攻防戦落とす 尚志(福島)に0-2、暫定2位に後退

 サッカーの高校世代日本一を争う高円宮杯U-18プレミアリーグは15日、各地で第18節8試合を行った。東地区首位の青森山田は、敵地で2位尚志高(福島)と対戦。前半終了間際に立て続けに失点し、0-2で首位攻防戦を落とした。連勝は3で止まり、順位は1試合消化が多い尚志に抜かれ暫定2位となった。

 青森山田は前節から先発2人を変更。ここまで守備の要として活躍してきたDF小泉はベンチスタートとなった。前半43分、個人技で守備を崩され先制を許すと、直後にも追加点を奪われた。後半、負傷から復帰したDF小林、小泉らを投入。だが、シュート数は相手の13本に対し、青森山田は前後半2本ずつの計4本と攻撃の形をつくれず無得点に終わった。

 優勝の可能性を残すのは3チーム。首位尚志が勝ち点43(残り3試合)、2位青森山田41(同4試合)、3位川崎ユース37(同5試合)。

 青森山田の次戦は22日、同校グラウンドで6位の市立船橋(千葉)を迎え撃つ。

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