覚せい剤取締法違反の罪に問われている元警部補 初公判で起訴内容を認める(静岡県)

休職中に覚せい剤を使用したとして覚せい剤取締法違反の罪に問われている元警部補の初公判が開かれ、元警部補は起訴内容を認めました。

起訴状などによりますと、裾野警察署の地域課に所属していた元警部補の被告(44)は2023年7月、休職中に密売人から入手した覚せい剤を、自宅で使用したとして覚せい剤取締法違反の罪に問われています。

静岡地裁沼津支部で開かれた初公判で、被告は、起訴内容に対し、「間違いありません」と述べ、罪を認めました。

検察は、「現職の警察官による犯行であり密売人の行為も助長させる」などとして懲役1年6か月を求刑したのに対し、弁護側は、「被告人は自首していて、常習性もない」などとして執行猶予付きの判決を求めました。

判決は、10月26日に言い渡されます。

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