現場住宅にカッターナイフ 秋田・由利本荘、3人遺体

3人の遺体が見つかった現場付近=9日、秋田県由利本荘市

 秋田県由利本荘市の住宅敷地内で計3人の遺体が見つかった事件で、首に外傷がある身元不明の遺体の近くで、刃が出た状態のカッターナイフが発見されたことが16日、県警への取材で分かった。遺体は火災で焼けた住宅2階の次男の居室で見つかり、県警は連絡が取れていない次男の可能性があるとみている。

 3人の遺体は9日に見つかった。うち2人の遺体は住宅敷地内にある空き家とみられる別の建物内にあり、身元は住人の男性(66)と、長男(38)と判明。頭部を鈍器で殴られ死亡したとみられ、県警が詳しい状況を調べている。

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