福井県の杉本達治知事は16日の記者会見で、LGBTQなど性的少数者のカップルを公的に認める「パートナーシップ宣誓制度」を11月に導入すると発表した。「人生のパートナーとして協力し合うことを約束した関係である」との宣誓書などを提出すると、県が受領証を即日交付する。
パートナーに県営住宅への同居を認める他、県立病院での面会などもできるようにする。杉本知事は「できるだけ不都合を取り除けるように考えた。全ての県民が尊重し合う社会にしたい」と述べた。
県によると、県内では4市が同様の制度を導入しているという。