TBS×PLAZA×青山学院高等部が連携! 産学共同授業で高校生のための日傘企画がスタート

TBSホールディングスとTBSテレビは、株式会社スタイリングライフ・ホールディングスプラザスタイルカンパニー(東京都新宿区。カンパニーエグゼクティブプレジデント:鈴木努、以下:プラザスタイル)と共に、青山学院高等部(東京都渋谷区。部長:渡辺健)において、マーケティングについて学び考えることを目的に産学共同授業を開始。10月4日、TBSのデザイナーとプラザスタイルのバイヤーが青山学院高等部において、「高校生のための日傘共同企画」実現のためのプロダクトデザインにまつわる第1回の授業を行った。

前半の講師を務めたのは、プラザスタイルのファッション&アパレルのバイヤーの大塚里奈氏。PLAZAのヒットの実例や開発秘話とともに、プロダクトデザインについて語った。日傘は近年売上が大きく伸長しており、気候変動や、肌環境・紫外線への意識の高まり、購買年齢層の広がりが起因しているという。

後半の講師は、TBSデザインセンターのデザイナー・郡司毬子氏。担当した番組やイベントのデザイン実例を紹介した。たくさんのアイデアの中から最終決定デザインに至るまでの思考回路や工程に、参加した生徒も聞き入った。最初にテーマをしっかり決めることが大事で、そのことが後に自分にも他者にもぶれずに「伝える」ことができるポイントとなるとアドバイスを送った。

講義後の質問タイムでは「新商品開発のためのリサーチはどう行うのか?」「盗作にならないためにはどうすればよいか?」「晴雨兼用傘のメリット・デメリットは?」など、生徒の方々が素直な疑問を投げかけ、講師陣からから具体的なアドバイスを得ていた。

これに続いて行われたグループディスカッションでは、自分の好きなものについて互いにプレゼンテーションを実施。その後は傘の生地見本を触ったり、講師に自分のアイデアを相談したり、生徒は生き生きとした表情で、ワクワクした雰囲気の中で授業を楽しんだ。

最後には、当講座担当の青山学院高等部・藤本晃裕先生がまとめ、次の授業の説明や確認を行い、なごやかに終了。今後は、生徒のアイデアが形になっていく工程など、授業の様子を伝えていく。

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