秋晴れを自転車で疾走 「ライドオンすさみ」和歌山県南部の海、山、川を満喫

スタート地点の海水浴場駐車場を出発する参加者(15日、和歌山県すさみ町周参見で)

 和歌山県すさみ町周参見の海水浴場を発着点にした自転車イベント「ライドオンすさみ2023」(実行委員会主催、紀伊民報など後援)が15日にあった。前日の雨から一転した秋晴れの中、540人が紀南の風を感じながら駆け抜けた。

 すさみ町と古座川町が舞台。100キロ超の「ロング」と80キロ余りの「ミドル」の2コースがあり、参加者は午前7時半過ぎから順次スタートし、海沿いや山間部の道路を走った。コース沿いにはエイド(休憩地点)があり、イノブタうどん、めはりずし、ユズジュースなどが振る舞われた。

 ロングコースを走った上富田町岩田、農業谷本憲司さん(46)は「山あり海ありのコースで最高に楽しかったし、どのエイドの食べ物も本当においしかった。すさみ、古座川の皆さんに感謝したい」と話した。同じくロングコースを走った大阪市、会社員長谷川和恵さん(48)は「初めて参加したが、すごく走りやすかったし、海が近くて気持ちよかった」と笑顔だった。

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