ミュシャ公式ブランドが京都に関西初出店、100アイテム揃う

19世紀から20世紀初頭にかけて活躍したチェコ・プラハ出身の芸術家のミュシャ。その作品を管理する「ミュシャ財団」公認ブランド『MUCHA(ミュシャ)』の2号店が、10月17日に開業する「京都高島屋S.C.」内にオープン。ミュシャの作品を表現した香水やバッグなど、約100アイテムが揃う。

「京都高島屋S.C.」T8の1F。ミュシャの世界観を表現したブランド「MUCHA(ミュシャ)」【関西初】

9月7日に東京・有楽町に1号店がオープンした同ブランド。オープン当日には開店前から行列ができただけでなく、同日オープンしたオンラインショップでも完売商品が続出するなど、今注目のブランドだ。

ミュシャの作品が大きく展示された店内には、「蘇る情景を身に纏う」をコンセプトに、同氏の作品からインスパイアされた香水やハンドソープ、ヘアミストなどの日用品、バッグやポーチ、タオル、スカーフなどの雑貨が並ぶ。

4種すべての香りがセットになった「ミュージアムボックス」(9790円)

なかでも注目は、看板商品でミュシャの連作『四つの花』をオマージュした香水4種類。「ローズ」「カーネーション」「リリー」「アイリス」の4つの花を擬人化した作品を、フランス・ルイーズの調香師が作品に込められた情景や感情などを紐解いて表現。香りから選ぶのはもちろんのこと、お気に入りの作品から香りを選ぶことができるのが特徴で、好きな作品を嗅覚と視覚の両方で楽しむことができる。

同店の担当者は、「アートが好きな方、上質なものを求めている方など、東京では20〜70代と幅広い年齢層の女性が来店してくださっています。長く愛されるものづくりをテーマにしているブランドなので、長く大切に使いたいものを見つけていただけるとうれしい」と話す。

また、オープンを記念して10月17日からは京都店限定で、キャンドル作家・マエダサチコ氏によるハンドメイドキャンドル(全4種、各7480円)が数量限定で発売される。営業時間は朝10時〜夜8時。場所は「京都高島屋S.C.」1階。

取材・文・写真/野村真帆

「MUCHA」

2023年10月17日(火)オープン
住所:京都市下京区四条通寺町東入二丁目御旅町35 京都髙島屋S.C.1F
営業:10:00~20:00
電話:075-606-4116

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