東京ドイツ村では、一面に植えられたコキアが赤く色づき、園内を秋色に染めています。
緑の葉から赤く染まり秋を感じさせる色となったコキア。
昔は「ほうき」の材料に乾燥させた茎が使われていたことから、和名は「ホウキギ」といいます。
千葉県袖ケ浦市永吉の東京ドイツ村では、約1万5000平方メートルの敷地に1万5000株のコキアが植えられています。
2023年は、全体が見渡せるよう、山の斜面いっぱいにコキアを植えたということです。
訪れた人たちは遊歩道を散策しながら丸みを帯びた可愛らしいコキアに手を伸ばし、ふわふわとした柔らかな感触を楽しんでいました。
赤く染まったコキアは10月下旬ごろから黄金色に変化するということで、東京ドイツ村は「ようやく涼しくなってきたので秋を感じに来てほしい」と話しています。