香川県で開発のラナンキュラス「あんずてまり」 新たに品種登録へ 県が出願中

香川県で開発されたラナンキュラスの新品種「あんずてまり」の品種登録に向けて、県が出願中であることが分かりました。

香川県では、県オリジナル品種のラナンキュラス「てまり」シリーズとして、これまでに「紅てまり」や「雪てまり」など8品種が農林水産省によって品種登録されています。
「てまり」シリーズはつぼみの形が「手まり」に似ていることから名づけられています

香川県によると、新たに品種登録を出願している「あんずてまり」は香川県農業試験場で開発されました。赤みのある濃いオレンジ色が特徴で、他の花と組み合わせやすい色のため、市場のニーズも高いということです。
また開花の時期が早く、需要がある12月からの出荷が可能だということです。

香川県によると、品種登録の審査には2~3年かかる見通しです。

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