仕事の幅を広げるDa-iCE・花村想太

5人組ダンス&ボーカルグループ・Da-iCEの花村想太が11日、都内で行われた映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」(12月8日公開)の完全吹替版製作発表に出席したことを、各メディアが報じた。

人気ファンタジー作品「チャーリーとチョコレート工場」で有名な工場長、ウィリー・ウォンカの若き日の物語で、米俳優のティモシー・シャラメが主演する話題作。完全吹替版は、日本人キャストがセリフだけではなく楽曲歌唱も担当する。

声優初挑戦の花村は主人公の声を務めるが、「ここ4、5年ずっと声優の仕事をやりたいと言っていたので、その夢がかなった」と笑顔。しかし、練習を重ねて挑んだボイステストを、「いざ本番になるとびっくりするくらい棒読みだった。歌のテストではのびやかに気持ち良く歌えたけど、(セリフは)口と合っていなかった」と振り返った。

今後控える収録に向けては、「花村想太の歌ではなく、ウォンカの歌として捉えてしっかり歌っていきたい」と意気込んだ。

2011年1月17日に結成した同グループだが、なかなか芽が出ず。2020年6月にレコード会社を移籍後、“五感で感じるエンターテインメント”をコンセプトに、音楽で五感を体感する作品を6カ月連続でリリースすることを発表した。

そして、20年11月にドラマ「極主夫道」(日本テレビ)の主題歌「CITRUS」を配信限定でリリースし、2021年9月にストリーミング累計再生回数1億回を突破。さらに、同年末には同曲で「日本レコード大賞」を受賞した。

「ジャニーズ事務所の一連の問題で、Da-iCEはこれまで出演できなかった音楽番組、さらに、おおみそかの紅白への初出場の可能性も浮上している。花村は仕事の幅を広げているので、今後、知名度が飛躍的に上がるのでは」(芸能記者)

同日、俳優の岡宮来夢プロデュースによるバスケ・エンターテイメントショー「ACTORS☆LEAGUE in Basketball 2023」が都内で行われたが、イベントのテーマ曲でラストを飾った楽曲「夢の先へ」の作曲は花村が手掛けた。

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