ことし収穫した稲穂を載せた舟を川曳 神宮へ奉納 木遣り唄を響かせて4年ぶりの通常開催

伊勢の大祭「神嘗祭(かんなめさい)」を祝います。

ことしの稲穂を伊勢神宮に奉納する「初穂曳(はつほびき)」。

10月16日は、天照大神に捧げる「川曳(かわびき)」が行われました。

「川曳」は、ことし収穫した稲穂「初穂(はつほ)」を載せた初穂舟(はつほぶね)を曳いて五十鈴川(いすずがわ)をさかのぼり、内宮へ奉納するものです。

五十鈴川の河原では、初穂舟が神職から「お祓い」を受けた後に川へと移動。

半被姿の曳手(ひきて)が川の中へ入ると、2本の綱を曳いて上流の宇治橋まで五十鈴川を進みました。

新型コロナウイルスの影響で自粛されていたこともあり、通常通り開催されるのは4年ぶりで、木遣り唄(きやりうた)が響く中、市民約800人が賑やかに練り歩きました。

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