農産品の輸出・ブランド強化 先進的取り組み紹介/成田空港

農産品の輸出・ブランド強化 先進的取り組み紹介/成田空港

 成田空港を活用して農産品の輸出やブランド力を強化しようと、農業経営の先進的な取り組みを紹介するセミナーが10月16日、千葉市内で開かれました。

 このセミナーは成田空港を活用して県内経済の活性化を目指す「成田空港活用協議会」が開いたもので、千葉銀行の本店で行われたセミナーには、約50人の農業関係者や自治体職員らが参加しました。

 セミナーの冒頭、協議会の松澤英雄事務局長が挨拶し、「千葉県には空港や卸売市場があり、道路ネットワークの拡充も進み、農業活性化の可能性が大いにある」と述べました。

 その後の講演では、農産品の海外輸出やブランド化などで先進的な取組を行う農業経営者らが登壇し、輸出に特化した小ぶりなサツマイモを大量生産し、海外に販路を広げた事例や人工知能=AIの最先端技術を農業に組み込み、一粒で1000円もするイチゴの高級ブランド化に成功した事例などが紹介されました。

 参加者たちは事業へのヒントを掴もうと熱心に耳を傾けていました。

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