港の機能や役割 小学生ら学ぶ 玉野・宇野港一帯で親子学習会

 港の機能や役割を学ぶ「宇野港みなと親子学習会」が14日、玉野市の同港一帯で開かれた。岡山県内から小学生や保護者ら計41人が参加し、理解を深めた。

 国土交通省中国地方整備局宇野港湾事務所が開催。港湾業務艇「たましお2」でのクルーズでは、同港宇野、田井地区を海側から見学し、停泊中の自動車運搬用貨物船「RORO船」や、港内を穏やかに保つ防波堤などの説明を同事務所職員から聞いていた。

 産業振興ビル(同市築港)では、港の物流・人流機能や生息する生き物についての講座もあった。同市立荘内小6年女子(11)は「多くの種類の船が訪れ、輸入や輸出に大事な役割を果たしていることが分かった」と話していた。

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