「コタツがない家」深堀家セットにて制作発表記者会見を開催!

いよいよ明後日、18日(水)よる10時スタートの日本テレビ系新水曜ドラマ「コタツがない家」。
主演・小池栄子が会社社長兼カリスマウェディングプランナーでありながら、夫・息子・父という、3人のダメ男を養うヒロイン・深堀万里江を演じる。
脚本は、「俺の話は長い」(2019年)で向田邦子賞を受賞した金子茂樹。
「彼女に頼めば離婚しない」という“離婚率ゼロ”の伝説のウェディングプランナーにして会社社長、仕事はバリバリの万里江(小池栄子)だが家には……、働く気がない売れない漫画家の夫・悠作(吉岡秀隆)、アイドルを夢見るもオーディションで脱落し、挫折で進路迷走中の息子(作間龍斗)、さらに、熟年離婚で家も妻も失った偏屈な父親(小林薫)も引き取り、3人のダメ男を養うハメに!
「よくもまあ毎日トラブルを起こせるもんだ!」と3人のダメ男たちとの日々にてんやわんやしながら、時にはその温もりに涙しそうになりながら、新しい家族の形を探していく、笑って泣ける、ネオ・ホームコメディー。

この度、放送開始に先駆けて、制作発表会見がドラマの舞台となる深堀家のセット内で行われ、出演者を代表して、ヒロイン・万里江を演じる小池栄子、夫・悠作役の吉岡秀隆、息子・順基役の作間龍斗、父親・達男役の小林薫が登壇した。
さらに司会は、お笑い芸人・マシンガンズの西堀亮が務め、会見冒頭に西堀は「なぜ私が司会を務めているのか疑問に思っていらっしゃると思いますが、『コタツがない家』に出演することが決定しました!どんな役かは放送まで期待してお待ちください。
記者のみなさん、ぜひ情報をお取り上げのほどお願い致します」と自らお願いし、笑いを取った。

司会の西堀からの紹介を受け、主演・小池から「どうもー!おはようございます、みなさん。我が家へようこそ!
本日は、よろしくお願い致します」と元気よく登場すると、小池に続き、吉岡も「どうもー。吉岡です。」、作間も「おはようございまーす!」、小林も「おはようございます!」と、深堀家全員がテンション高く登場し、会場は拍手と笑顔に包まれ会見がスタート。

第1話を一足早く見たキャストに感想を訊くと、小池は「今、みんなで仲を深めながら撮影をしているんですが、1話は探りながら撮影した部分もありつつ、スタートとしてはとても良い家族の画になったかなと思います。ホームドラマなので、我が深堀家を見ながら皆さんの中で“うちも夫・お父さん・息子もこういうところあるなぁ”など、立場によって見え方は違うと思いますが、自分の家と近い部分を見つけて楽しんでいただければと思います」とコメント。

吉岡は「(1話を観て)面白かったです。あと、(小池)栄子さん演じる万里江がいたら男はダメになっていくだろうなと、男の目線からも見られるホームドラマになっているなと思います。今後どんどん展開していくので、先々の楽しみもありますが、1話を見てとにかく始まったなと感じました」と、作間は「1話を観て面白かったですし、すごく万里江(小池栄子)に感情移入しました。万里江、可愛そうに……頑張れ!という気持ちになりました。本当にダメな男3人がどんどん展開させていくので、その中で万里江を応援したくなりますし、とても温かい気持ちにもなりました」と男性目線や主人公を応援する気持ちで楽しめるとコメント。
そして、ドラマの感想を訊かれた小林は「その前に、本来なら皆さんの方に我々が出向かなければならないところ、雨の中、遠い所まで呼びつけてしまい申し訳ございません。足場の悪い中、お越しいただき本当に有難うございました」と、きっちりとした性格の父・達男役らしく記者への感謝を述べ「僕も第1話を見させていただき、面白かったです。期待以上に面白い作品に仕上がっているなと思いました」とコメント。

そして会見途中、西堀から「私の司会はどうですか?」と聞かれた小池は「カンペ見すぎじゃないですか?もうちょっと笑顔で……漫才師ですよね?(笑)」とつっこまれ、西堀は「いや…始まる前まではもっとフランクにやろうと思ったんだけど、思ったより記者のみなさんちゃんと聞いてくださっているから、緊張感があります」と、プライベートでも親交のある小池と西堀、二人のやりとりに笑いが起きた。

さらに、小池から「(小林)薫さんと西堀さんは同じシーンありましたよね」とふられると、小林から「ロケで一緒だったんですけど、僕の上司役なんですよ」ということが明かされ、西堀から「そうなんです。撮影時、楽屋で一緒になったときに“何ていうコンビなの?”と訊かれ“マシンガンズって言います”と答えたら、僕の隣で、僕のネタをYouTubeで再生し始めて“見てるなぁ”と小林さんの顔をみたら全然笑ってなかったです!見てくださったのは嬉しかったんですけど……その後の撮影は緊張しました(笑)」と撮影中のエピソードが明かされた。
達男(小林薫)とどんな風に西堀演じる男がからんでいくのか、放送をお楽しみに!

撮影時のエピソードを訊かれると、小池は「撮影は本当に楽しいです!万里江が家族を引っ張っていくといいつつ、自分の甘えを唯一出せる存在は家族なので特に家族のシーンはホッとします。」とコメント。
吉岡は「小池さんは本当に完璧だと思います。“女武将”という感じで、本当にポスターの通り、背負って、引っ張ってもらっています。僕が演じる悠作との芝居の時と息子・順基との時とお父さんとの時と仕事している時と顔が全部違うから凄いなと思います。順応性だったり、スタッフに対する気配りだったり、本当に素晴らしいといつも感心していて、任せっぱなしなので僕は悠作のままでいられます」と主演の小池を大絶賛すると、小池は「有難うございます!褒めてくださる方大好きです!」と笑顔を見せた。

最年少の作間は「凄いお三方と一緒に撮影させていただいていて、最初は緊張でガチガチだったんですが、本当に皆さん優しくて、数日で緊張も解けました」と話すと、両親役の小池・吉岡は「堂々としています(小池)」「この中で一番大人です(吉岡)」と息子を絶賛。

厳格な父親役を演じる小林について、小池から「(小林)薫さんがこんなにチャーミングでお茶目な方だとは思いませんでした。もっとジーっと黙ってらっしゃって人を寄せ付けない雰囲気をお持ちの方だと思っていたので…」と話すと、小林は共演が多い吉岡に「現場での居方はそんなことないよね?」と訊ね、吉岡から「前室で一番喋っているの(小林)薫さんですもんね」と明かされた。
司会の西堀も「小林さん、今朝も僕に “あれからマシンガンズって調べたんだけど、相方ゴミ清掃員なんだろ”って話しかけてくださって、本当にフランクですよね!びっくりしました」と、小林の意外な一面が明らかとなった。

西堀から「撮影現場楽しそうですね。みなさん本当に仲いいですね」の問いかけに小池は、「楽っていうのも先輩に失礼なんですが、本当に居心地が良いです」、作間も「僕で楽って思えちゃっているので、本当に柔らかい空気になっていると思います」と、アットホームな現場の様子を語った。
さらに、小林から「小池さんの仕事ぶりを見ていると、作家さんや監督さんにすごく好かれていて、周りから愛されている女優さんだなとつくづく現場で思います」と絶賛すると、西堀は「じゃあ、そろそろ小池さんの直して欲しいところなど、ないですか?」と訊かれると小池自ら「やめてよ~」と会場が笑いに包まれた。

そして、今回のホームドラマにちなみ【家族とうまくやっていくコツ】を訊かれ、「そんなのこっちが聞きたいです(笑)」(吉岡)、「永遠のテーマだよね」(小林)とありつつ、「折角、家族になったんだったら、人生ジェットコースターのように色々な出来事が起こるけど、一緒にチームとなって、それを乗り越えていくみたいな……それを楽しめる関係性になったら結果的に家族はうまくいくんではないかなと思って日々過ごしています。家族で向き合うと喧嘩しちゃったりするから、向き合うのではなく家族横並びで、同じ方向を見ると良いと両親にも言われたので」(小池)、「家族も100組いたら100通りの関係性があると思います。昔は、『亭主元気で留守がいい』なんて言っていたみたいに、家族との距離感は大事なんじゃないかなと思いますね。万里江が世話好きになりすぎると、こういうダメな男たちが出来上がってしまうので……コツは家族との距離の取り方かなと」(吉岡)、「僕は、母親や父親に対して気を遣うと逆に気を遣われてしまうので逆に、あまり気を遣わないようにしています。なので、作間家は思ったら言う!みたい感じで、ケンカ腰にいくのではなくオブラートに包みながらも思ったことは言ってます」(作間)、「かっこいいことを言うかもしれないけど、やはりリスペクトの気持ちを持つという事が大事かなと思います。深堀家もそれぞれに対してのリスペクトがあれば、どんな風になっても互いにすごいなと思える事が大事なんじゃないかなと思います」(小林)と、それぞれが家族とうまくやっていくコツを教えてくれた。

最後に、主演の小池から「本日は、お足元の悪い中お越しいただき有難うございました。今日の会見を見ていただき伝わったかと思いますが、みんなで仲良く笑いながら撮影は順調に進んでおります。深堀家という中で色んな騒動が巻き起こりますが、ある一家の出来事を
この三か月間ちょっと覗き見する気分で、ニヤニヤしながら気軽な気持ちで楽しんでいただけたらと思います。最後まで撮影頑張りますのでどうぞよろしくお願い致します!」とメッセージを送り、ホームドラマの雰囲気そのままに、終始和やかな会見は終了した。

■第1話 あらすじ
ウェディングプランナー会社の社長・深堀万里江(小池栄子)は、夫・悠作(吉岡秀隆)と高校生の息子・順基(作間龍斗)の3人暮らし。バリバリ働く万里江の一方、悠作は廃業寸前の漫画家で、ニート生活を送っていた。朝はゲームのコントローラーを握ったまま、飲み散らかした残骸の傍らで寝落ち。頼まれた家のことも放ったらかし。順基はといえば、大学の推薦がかかる大事な時期に、二日も学校に行ってないことが判明。その原因が、アイドル・オーディションに落ちたせいだとわかり……怒る万里江にのらりくらりと言い訳ばかりの2人。そんな日々が続いていた。

そんな、悠作のことを、唯一気にかけている編集者の土門(北村一輝)が、手土産片手にやってきた。「結婚したせいで漫画が描けなくなった」と愚痴る悠作に土門は、「だったら自分が離婚するまでを漫画にしろよ」と爆弾発言。

そして突然万里江の父・達男(小林薫)が、山中で警察に保護されたという連絡が入る。達男は2年前に熟年離婚をしていて、万里江はそれを苦に自殺を考えたのかと迎えに走る。
とりあえず深堀家に一泊した達男は、機嫌よく得意の料理で3人をもてなすが、やがて衝撃の事実を口にし、楽しいはずの食卓が次第に不穏な空気に・・・。そしてそれぞれが抱えていたお互いの不満が、ここにきて大爆発!壮絶な家族ゲンカへ・・・。果たして彼女に平穏な日々は訪れるのか・・・!?

◆新水曜ドラマ「コタツがない家」
2023年10月18日スタート! 毎週水曜よる10時放送
(C)NTV

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