2012年ロンドン五輪から候補に挙がり続けてきたスカッシュは、悲願の初採用。8日に閉幕した杭州アジア大会の女子シングルスで日本勢初の銅メダルに輝いた24歳の渡辺聡美(Greetings)は「ずっと待ち望んでいた。言葉にするのも難しいくらい、うれしい」とオンライン参加の記者会見で喜んだ。
エジプトが屈指の強豪で、欧米でも人気が高い。世界ランキング17位の渡辺は「壁を使い、ボールがどこに飛んでくるか分からない。変幻自在」と競技の魅力を語り「ランクを上げてメダルを取れる位置までいきたい」と5年後を思い描いた。