12月利用スタート みちのく有料道ETC、周知ポスターと動画にりんご娘

みちのく有料道路のETC利用をPRするポスターを宮下知事(左)に披露するピンクレディさん

 青森県と県道路公社は、12月にみちのく有料道路(青森市-七戸町)で自動料金収受システム(ETC)の利用が始まることを周知するため、アイドルグループ・りんご娘を起用したポスターと動画を作成した。メンバーのピンクレディさんが16日、県庁を訪れて作品の特徴をPRし、ETCの利用を呼びかけた。ポスターは、メンバー4人がETCカードを持って車でピクニックに出かける場面を描いた。ETC搭載車の通行料金を10%割り引くことも明記している。

 動画は4人がETCの完成を周知する内容。「レッツみちのく ETC!!」のかけ声と印象的なポーズが特徴的だ。

 ピンクレディさんは16日県庁を訪れ、宮下宗一郎知事にポスターと動画の完成を報告。取材に対し「ETCを使って、いろいろなところに遊びに出かけたくなる内容」と話した。

 県は同日から県庁にポスターを掲示し今後、県内の観光施設、道の駅、カー用品店などに配布する予定。動画は県県土整備部のユーチューブチャンネルで公開している。

 NEXCO東日本によると、青森県のETC利用率は2023年3月時点で82%と、同社管内の平均より約10ポイント低くなっている。

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