フラッグフットボールは国内では小学校の体育の授業に取り入れられて普及が進んでいる。課題はトップレベルの強化体制。代表チームでもかつては練習場所が河川敷だった時代があり、競技環境は恵まれているとは言いがたい。五輪競技入りで選手の発掘にも力を入れる必要があり、東京都内で記者会見した男子日本代表の岩井歩監督は「幅広くいろんな選手に声をかけ、五輪を目指す集団をより大きく、強くしていくことが今後のテーマ」と話した。
平日は会社員として働き、土日にクラブチームで練習している選手がほとんどという。自身も会社員の女子代表、近江佑璃夏は「仕事と両立させ、五輪でメダルを取りたい」と意気込んだ。