クライマックス効果で広島中が盛り上がりを見せる中、カープが劇的な勝利した14日の第1戦、街の様子はどのようになっているのか、取材班がさまざまな場所で調査をしてきました。
クライマックスシリーズファーストステージ第1戦、試合開始1時間前のマツダスタジアムは、入場待ちをしているファンたちで埋め尽くされています。
そんな中、球場近くのお好み焼き店の様子は、前祝いと言わんばかりの熱気で店内は満席。
大事な一戦を迎え、特別な雰囲気を感じる中、マツダスタジアムから離れた場所では、この熱気はどうなっているのか!?
まず、試合開始直後に向かったのはボウリング場。
記者
「いつもと比べてお客さんの入りはどうですか?」
広島パークレーン 池田哲也 さん
「やっぱり少ないですね。CSの方が人気あります」
記者
「きょう、広島でなにかあるの知っています?」
常連客
「何がありましたかね? カープ! 球技は好きだけど、今はボウリングにはまっていて。野球は小さいころから全然やってない」
次は、吉島釣り公園で屋外レジャーを楽しんでいる人に聞いてみました。
記者
「どれぐらい釣れている?」
釣りをしている子ども
「サヨリが1匹。あす、CSを見に行く」
ラジオ中継を聞くタクシードライバー
「CSチケット取れず、きょうは仕事に」
次は、ゴルフの練習場でカープCSの盛り上がりを調査。
記者
「ふだんの土曜日と比べて、違いはありますか?」
舟入ゴルフガーデン 中山一郎 支配人
「ほとんど、平常の土曜日と変わりません」
ゴルフはほとんど影響がなく、テレビ中継を見る人もいませんが…
記者
「ゴルフと野球、どちらが好きですか?」
お客さん
「県工の野球部で新井監督の先輩で、OB会の会長をやっています。新井監督へ、いろいろ難しいこともあると思うけど、阪神に勝って日本シリーズがんばってください」
そして奥の喫茶店では、休憩中のマスターがCS観戦。
先制されてしまった直後、河川敷でバーベキューを楽しんでいる人たちは…
バーベキューしている人たち
「あす、CS行きます。あす、勝つぞっていうのを、きょう、モチベーションを上げている。決起集会」
「犠牲フライで1点返した(歓声)」
反撃開始、さらに街の中心部にあるスポーツバーに向かってみると…
(同点スクイズに湧く)
逆転のムードが高まってきた中、CSでお客さんが少ないと話していたボウリング場に戻ってみると…お客さんがいっぱい。
記者
「ボウリングしながらカープを見ている?」
お客さん
「カープ見ながらボウリングしている」
試合終盤になると、みなさん、画面に釘付け。そして…(カープ、サヨナラ勝ち)
お客さん
「ボウリング場でサヨナラ勝ちが見れると思っていなかったので、うれしいです」
◇ ◇ ◇
青山高治 キャスター
「今回のCS開催に関して、マツダスタジアム前のお好み焼店『京ちゃん』の吉本さんいわく『南蟹屋周辺の飲食店は、主催試合の有無でお客さんの入りが全然違う。2位で進出してくれたカープに感謝! 日本シリーズも期待しています!』とコメントされていました」