日本代表MF田中碧がさらなるアピールを期す…カナダ戦で2得点も「全然まだまだです」

田中碧がW杯予選前最後の一戦でさらなるアピールへ[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

日本代表MF田中碧(デュッセルドルフ)がチュニジア代表戦(ノエビアスタジアム神戸)へ向けて意気込んだ。

13日のカナダ代表戦(4◯1)で先制点および4点目と2ゴールをマークした田中。ボランチの選手ではあるものの、先月のドイツ代表戦でもボックス内まで侵入してヘディング弾を流し込んでおり、常に攻撃面への貢献が期待できる存在へと格を上げた印象がある。

今後は替えが効かない存在であるMF遠藤航(リバプール)の代役を遜色なくこなせるほどの守備での貢献、バランサーとしての役割も期待したいところだ。

◆「システムにこだわりはない」

森保一監督は北中米3カ国共催ワールドカップ(W杯)アジア二次予選前最後のテストマッチとなる17日のチュニジア代表戦において、GK鈴木彩艶(シント=トロイデン)やMF旗手怜央(セルティック)の先発起用を示唆したのみならず、スタートは[4-2-3-1]の布陣で臨むと明言する。

田中は出場すれば遠藤やMF守田英正(スポルティングCP)、先月のトルコ代表戦でコンビを組んだMF伊藤敦樹(浦和レッズ)らとのセットが考えられるが、自身はどんなシステムでも対応可能だと自信を示している。

「どっちでも良いかなと思います。[4-2-3-1]でも攻撃参加していきたいですし、[4-1-4-1]でも前回(カナダ戦)のように守備時に[4-2-3-1]の形になることは多いです。僕の中でどちらが良いというのはないですね」

一方で、カナダ戦では2ゴールで勝利の立役者となった格好だが、手応えはあるか?と問われると「全然まだまだですね。1試合良かったからどうこうというのはないです」とし、W杯予選前最後の一戦でのさらなるアピールを誓った。

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