レアル・マドリーに移籍して以来、マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェ、そしてレアル・ソシエダでプレーしてきた久保建英。
今回は、シーズンを過ごしていないレアル・マドリーを除いての「5名の同僚ベストストライカー」をセレクトしてみた。もちろん実績、知名度、関係性を総合的に見てである。
クチョ・エルナンデス
久保建英とともにプレーしたクラブ:マジョルカ、ヘタフェ
現所属:コロンバス・クルー
国籍:コロンビア
実力からいえば彼以上の選手はいるが、2つのクラブで久保建英とともにプレーしたということで非常に印象深いストライカーだ。それもあって一人目に選んでみた。
ワトフォードから2019年夏にマジョルカへと期限付き移籍してきた選手で、序盤はケガで離脱したものの22試合で5ゴールという結果を残した。そして次年度はヘタフェへ貸し出され、後半戦で久保建英と再会している。
2022年にはアメリカ・メジャーリーグサッカーに移籍し、現在はコロンバス・クルーのエースストライカーとして活躍中。
パコ・アルカセル
久保建英とともにプレーしたクラブ:ビジャレアル
現所属:エミレーツ・クラブ
国籍:スペイン
かつてはバルセロナでもプレーしたストライカーで、そのため非常に知名度が高い選手だ。バレンシア時代はリーガで2桁ゴールを2回記録した経験を持っていたスペイン代表FWで、2020年の1月にボルシア・ドルトムントからビジャレアルへと加入した。
久保建英とともにプレーしたのは2020-21シーズンの前半戦。ハムストリングの怪我もあって本領を発揮とはいかなかったが、後半戦で復活して年間6ゴールを決めた。
2022年にスペインを離れてUAEに渡り、アル・シャルジャを経て今年エミレーツ・クラブへ。アンドレス・イニエスタと再びチームメイトになっている。
ジェラール・モレノ
久保建英とともにプレーしたクラブ:ビジャレアル
現所属:ビジャレアル
国籍:スペイン
ビジャレアルの中心選手として長く君臨しているストライカー。久保建英が所属した2020-21シーズンはジェラール・モレノがピークを迎えたタイミングであり、リーガで23ゴールを決めている。
またUEFAヨーロッパリーグでも7ゴール5アシストで得点王とアシスト王を同時獲得。チームの優勝に貢献し、大会ベストイレブンに選ばれている。
ただその次年度からはケガのためになかなかフルシーズンプレーできない状況となっており、出場すれば活躍するが…という立場になっている。
アレクサンダー・セルロート
久保建英とともにプレーしたクラブ:レアル・ソシエダ
現所属:ビジャレアル
国籍:ノルウェー
現在久保建英の古巣であるビジャレアルに所属しているという縁もあってピックアップしたアレクサンダー・セルロート。ノルウェー代表でもアーリング・ハーランドとともに前線を担っている選手だ。
2021年にRBライプツィヒからレアル・ソシエダに加入し、昨季は34試合で12ゴールを決めるなど大活躍。高い評価を受けて1000万ユーロの移籍金でビジャレアルへと買われていった。
アンドレ・シウヴァ
久保建英とともにプレーしたクラブ:レアル・ソシエダ
現所属:レアル・ソシエダ
国籍:ポルトガル
もちろん今のレアル・ソシエダには他にもウマル・サディクやカルロス・フェルナンデスなどがいるが、知名度や実績を考えればアンドレ・シウヴァが最もビッグネームになるだろうか。
かつて若くしてFCポルトでポジションを掴み、2016-17シーズンには16ゴールを奪取。その後ACミランを経てセビージャ、アイントラハト・フランクフルトで活躍を見せ、RBライプツィヒへとステップアップしていった。
このところははハムストリングの継続的な負傷に苦しめられているが、先日からようやくピッチに復帰。再びフランクフルト時代の圧倒的なパフォーマンスを取り戻せるか。