アントニオ・コンテ氏はイタリアでの現場復帰を望んでいるようだ。イタリア『コリエレ・デッラ・セーラ』など複数のイタリアメディアが報じている。
トッテナムの指揮官退任から約7カ月が経過したコンテ氏。セリエAで4度の優勝を誇るイタリア人指揮官には、今月ルディ・ガルシア監督を解任したナポリの指揮官就任が取り沙汰されるも実現せず、現在までフリーの状態が続いている。
現在イタリアに滞在中のコンテ氏はイタリア『RaiTV』の番組『Belve』のインタビューで、これまで退任して後悔したクラブについて問われると｢わずか3年でユベントスを去ったことを後悔したよ。ちょっとしたことが大きな問題になったので、私は辞めることにしたんだ｣とコメント。
また、今後就任してみたいクラについては｢ナポリかローマの監督になりたいと思っている。この両クラブは、熱狂的なファンが多いからこそ、やってみたいクラブなんだ。いつかこのチャンスが巡ってくることを願っている｣
｢ただ、シーズン中に仕事を受けることはない。なぜなら、私が来る前にでき上がった状況があるからだ｣
また、ロベルト・マンチーニ氏が代表監督に就任したことについての考えを聞かれると｢この件については話したくないが、サウジアラビアはマンチーニや私を含む複数の監督にオファーを送っていた。だけど、私はそれを断ったよ｣と自身にもオファーがあったことを明かした。
