【ミャンマー】イスラエルのミャンマー人避難、救助便準備[政治]

イスラエルの中部テルアビブにあるミャンマー大使館は15日、同国内のミャンマー国民に対し、国外避難させる救助便を派遣する用意があると発表した。避難希望者は大使館のホットラインに連絡できる。

パレスチナを実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘が続く中で、ミャンマー大使館は自国民に対し、安全な場所に移動し、イスラエル民間防衛軍の安全規定に従うよう呼びかけた。

イスラエルに在留するミャンマー人の数は明らかになっていない。米政府系メディアのボイス・オブ・アメリカ(VOA)は先ごろ、テルアビブ在住のミャンマー人の意見として、同国在住のミャンマー人は約300人程度と伝えた。

隣国のタイ政府は民間機や空軍機などで在留タイ人の帰国を進める。タイはイスラエルと労働者派遣の2国間協定を結んでおり、約3万人が在留。タイ外務省はハマスによる攻撃でタイ人の死者が15日時点で28人に上ったと明らかにした。

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