睡眠を犠牲にせず朝4時起き!「生活改革」のための3ステップ

この連載では、朝活コミュニティ「朝キャリ」のみなさんに、朝の時間の楽しみ方や、朝活をして変わったこと、取り組んでいるチャレンジをご紹介いただきます!

おはようございます。朝キャリメンバーのたちばなです。

私は看護師として救命救急センターで勤務し、夜勤等の不規則な勤務、救急車搬送による重症患者の受け入れ対応、往復4時間弱の長距離通勤などで、睡眠時間は長くて3~4時間、時には終電を逃し深夜2時過ぎに帰宅、朝5時に起きて6時過ぎに家を出る…このような生活を10年以上続けていました。

このため、常に眠い、怠い、やる気が出ない状態で、これは日勤のみの部署に異動しても変わりませんでした。

そんな私が、今では睡眠時間を6~7時間確保した上で、朝4時に起床出来るようになりました。今回は、私の睡眠習慣が改善したプロセスをお伝えします。

具体的には

気づく→決める→仕掛ける

のステップを踏みました。

【1】気づく:睡眠を削るのは非効率

これまで、私は睡眠を削って頑張る事が良い事だと思っており、早寝をするという概念がありませんでした。たくさん寝ることは怠けることだというイメージすらありました。

しかし、朝活コミュニティの朝キャリに参加して、睡眠を削って頑張ることは、逆に非効率であり、無意味だと学びました。自分の睡眠に対する考えが誤っているという現状に気づいたのです。

【2】決める:睡眠時間は「7時間」

そこから私は睡眠習慣を見直し、「7時間睡眠」を決めました。

仕事上、遅くとも朝5時に起きる必要があるため、必然的に就寝時間は22時です夜遅くまで頑張って、無理矢理朝5時に起きようとしていましたが、夜遅くまで頑張ることは無駄だと気づきました。これは、早寝せずに早起きしようと思っていた私には衝撃でした。

睡眠が確保できれば自然と起きることができます。普通に考えれば当然なのですが、渦中にいた私はそんな事にすら気付けませんでした。

【3】仕掛ける:寝る前のタスクは、気持ちよく過ごす朝のため

睡眠時間を確保できると、「どうしたら朝の時間をもっと気持ちよく過ごせるか」を考える余裕が生まれてきました。

髪を乾かすことやキッチンリセット等の「寝る前タスク」について、今まで面倒でさぼってしまうこともありました。しかし、髪を乾かして寝ると、寝ぐせとの無駄な闘いを回避出来るし、朝にキッチンリセットされたシンクを見るとアドレナリンが出て、密かに勝利を噛み締めることが出来ます。

これまで面倒だと思っていた「寝る前タスク」は、逆に朝気持ちよく過ごすための「仕掛け」だと思うと前向きに取り組めるようになりました。

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現在は看護師の教育やセミナーの企画・運営事務局に携わっており、朝の時間を活用して研修運営の段取りや、受講生へのフォロー等を行っているため、突発的なトラブルがあっても臨機応変に対応ができています。

今後も朝時間を活用して、自分を大切にする生き方を継続していきたいと思います。

たちばなさんプロフィール

大学卒業後、看護師として救命救急センターに勤務。妊娠・出産を機に働き方を改め、現在は看護師の教育やセミナーの企画・運営に携わっている。夫と保育園の子どもと3人暮らし。

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