テロ事件でスウェーデンサポーターが犠牲か…ベルギーvsスウェーデンはハーフタイムで中止に【ユーロ2024予選】

[写真:Getty Images]

16日に行われていたユーロ2024予選グループF第8節のベルギー代表vsスウェーデン代表が、ハーフタイムで試合中止となった。

ブリュッセルのボードゥアン国王スタジアムで行われ試合は、15分にスウェーデン(勝ち点6)が先制する。自陣中盤で相手のパスミスをカットしたギョケレシュがドリブルで持ち上がったロングカウンターからゴールネットを揺らした。

先制を許したベルギーは、30分にティーレマンスのパスに反応したマンガラがボックス右でヘランデルに倒されてPKを獲得。このPKをルカクがゴール左に突き刺し、前半は1-1で終了。

しかしハーフタイム中、同日にブリュッセルで起きたテロリストによる発砲事件でスウェーデンサポーターと思われる2名が犠牲になったとの情報が入り、スウェーデン側が試合を再開しないことを要請。ベルギー側もその決定を支持したため、試合は30分の中断を経て、そのまま中止となった。

また、同日に行われたグループF第8節もう一試合のアゼルバイジャン代表vsオーストリア代表は、サビッツァーのPK弾で逃げ切ったでオーストリアが0-1で勝利した。この結果、オーストリアのグループ2位以内を確定し、予選突破を決めた。

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