ファン・ダイクが後半ATにPK弾、ギリシャとの上位対決を制したオランダが2位浮上【ユーロ2024予選】

[写真:Getty Images]

ユーロ2024予選のグループB第8節、ギリシャ代表vsオランダ代表が16日に行われ、0-1でオランダが辛勝した。

前節、フランス代表が予選突破を決めたグループB。

3日前のアイルランド代表戦を2-0で勝利し、本戦出場権の得られる2位に浮上したギリシャ(勝ち点12)は、ツィミカスやマヴロパノス、GKヴラホディモスらがスタメンとなった。

一方、フランスに敗れて3位に後退したオランダ(勝ち点9)はファン・ダイクやアケ、シャビ・シモンズらがスタメンとなった。

静かな立ち上がりとなった中、オランダは21分にラインデルスがミドルシュートで牽制。徐々に押し込む形を増やすと25分にPKを獲得する。CKの流れからファン・ダイクがボックス内で倒された。

しかしキッカーのヴェグホルストがシュートをGKヴラホディモスに止められてしまう。

ハーフタイムにかけてはオランダが敵陣でのプレーを続けると、44分に好機。ファン・ダイクのロングフィードでボックス左に抜け出したベルフワインがGK強襲のシュートを放った。

ゴールレスで迎えた後半、DFのヘールトライダに代えてアタッカーのマレンを投入したオランダは、システムを[3-4-3]から[4-3-3]に変更。そのオランダは開始2分、ベルフワインがショートカウンターから決定的なシュートを放つもGKヴラホディモスの好守に阻まれる。

その後もオランダがハーフコートゲームを展開したが、好機を作ることができない。

しかし終盤の89分に再びPKを獲得。ボックス右に侵入したダンフリースが パヴリディスに倒された。これをファン・ダイクが決めてオランダが土壇場で決勝点を挙げて勝利。

1試合消化の多いギリシャに勝ち点で並び、2位に浮上した。

© 株式会社シーソーゲーム