秋の彩り籠いっぱい 富山県南砺市でギンナン収穫最盛期

イチョウの根元に落ちた大粒のギンナン=南砺市小又(石黒航大撮影)

 「ぎんなんの里」として知られる富山県南砺市南蟹谷(みなみかんだに)地区(福光)で、ギンナンの収穫が最盛期を迎えている。16日は、地面に落ちた黄色い実を生産者が籠いっぱいに拾った。

 同市小又(同)の農地で作業していた近くの中村栄一さん(87)は「平年より収穫量は少なめ。大きさは平年並みだ」と話す。地区で採れた実は、近くの温泉施設「ぬく森の郷(さと)」や道の駅福光で販売する。

© 株式会社北日本新聞社