イスラム過激派に刺殺された教師への黙祷中に笑う…フランス代表トディボが謝罪 「緊張からくる笑いだ」

イスラエルとパレスチナの武装組織ハマスとの戦闘が激化するなか、フランスの学校で教師が20歳の男に刺殺される事件が起きた。

襲撃犯は同校の元生徒だったが、イスラム過激派とのかかわりで治安当局にマークされていたという。

14日に行われたオランダ対フランスのEURO予選では試合前に犠牲者に対する黙祷が捧げられた。

その際、ベンチにいたフランス代表DFジャン=クレール・トディボが笑っていたことが問題に。『Guardian』によれば、トディボはその件についてこう謝罪したという。

「残念なことだが、この解釈のされ方は狂っている。自分が無礼だったとは思わない。信じられない状況だ。

黙祷の際に緊張からくる笑いがあったが、あのことを茶化すつもりはなかった。

僕らはファンたちの間にいて、ジョークを言うファンもいた。緊張から笑ってしまった。それについては謝りたいが、無礼なことをしたわけではない。

僕があの教師をバカにしていると言う人もいた。僕の母は教師なので、すごく尊敬している。

(殺されたのが)母だったかもしれない。あの映像は僕らしからぬもの。あれは自分ではない」

トディボはディディエ・デシャン監督にも謝ったそう。

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指揮官によれば、トディボは自ら会見で釈明することを希望したとのこと。

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