ボッチャ世界大会で優勝、宮崎県勢初強化選手 竹之内和美さん死去 53歳

 昨年のボッチャ世界大会で優勝した竹之内和美(たけのうち・かずみ)さんが15日午前5時16分、敗血症のため都城市の病院で死去した。53歳。三股町出身。葬儀・告別式は17日正午から、三股町稗田39の18、フューネラルホーム天翔三股斎場で。喪主は母トキ子さん。
 16歳で関節リウマチを患い、40歳過ぎから車いす生活に。45歳の時に出合ったボッチャで頭角を現し、本県初の強化指定選手となった。オランダで昨年8月に開かれた世界大会「フェルドホーフェン2022ワールドチャレンジャー」に出場し、障害が最も重いBC3クラス女子の部で優勝した。

© 株式会社宮崎日日新聞社