チェルシーが106億円で獲得した19歳MFが再負傷…デビューは12月までズレ込む可能性

大きな期待を寄せられるも未だデビューできていないラヴィア[写真:Getty Images]

今夏サウサンプトンからチェルシーに加入したベルギー代表MFロメオ・ラヴィアだが、またしても負傷しデビューは先になるという。

19歳ながらその能力が高く評価され、今夏の注目株の1人だったラヴィア。サウサンプトンが降格したこともあり、リバプールなども獲得に動いた中、移籍金5800万ポンド(約106億円)でチェルシーが獲得に成功した。

チェルシーが願っていた中盤の補強の1人だったが、足首の負傷により再離脱したとのこと。イギリス『デイリー・メール』によれば、復帰に近づいていた中でトレーニング中に負傷したようだ。

ラヴィアは当初から足首のじん帯を損傷しており、デビューが遅れることに。右足首をサポートするために保護ブーツを履いていたが、それを先週脱いだとのこと。フィットネスと取り戻すためにプールでのリハビリを始めていたという。

順調に復帰に向けて進んでいるかと思われたが、足首を再負傷。11月中の復帰が見込まれているが、クラブは慎重な姿勢をとり、12月まで猶予を与える考えがあるようだ。

インターナショナル・マッチウィーク前にマウリシオ・ポチェッティーノ監督もラヴィアの状態について言及しており、復帰は先になることを仄めかしていた。

「いつかは言えないが、まだ走っていない。インターナショナル・ブレイクの後、彼は戻ってこないだろう」

今シーズンも苦しむチェルシーは3勝2分け3敗の11位に位置。厳しい日々がまだ続くかもしれない。

© 株式会社シーソーゲーム