男性の育休30%、過去最高 平均41日、明治安田調べ

 明治安田生命保険は17日、子育て中の男女を対象にしたアンケートで、育休を取得した男性の割合が30.8%、平均取得日数は41日と調査開始の2018年以来、いずれも過去最高になったと発表した。育児・介護休業法の改正により昨年10月から「出生時育児休業(産後パパ育休)」が創設されたことが後押しした。

 一方、金銭面の負担が重くのしかかり、子どもを「さらに欲しいと思わない」は41.2%で過去最高となった。理由は「将来の収入面に不安がある」が最多だった。

 物価高で子育てにかかる費用は前年比834円上昇の月4万133円となった。

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