衆院長崎4区補選 「自民政治を変えよう」 佐世保で社民の福島党首が訴え

末次候補の支持を呼びかける社民の福島党首=佐世保市内

 社民の福島瑞穂党首は16日、衆院長崎4区補選に立候補した立憲民主比例九州の前職、末次精一候補(60)の応援で佐世保市に入った。街頭演説で「国民の苦労が分からない自民政治を変えていこう」と力を込めた。
 社民は末次候補を推薦。市役所前などでマイクを握った福島党首は「実質賃金は下がり続け、円安、物価高と、国民生活は格差が拡大している。(岸田文雄首相は)国民や国民生活に関心がない」と批判した。「みんなの生活、人生を応援するためにこそ政治はあるべき。みんなが生きていける政治をつくっていこう」と末次氏の支持を呼びかけた。
 告示日に続いて立民の泉健太代表も佐世保市入り。同市であった総決起集会に、福島党首と共に参加した。

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