ティモシー・ウェアが新天地ユヴェントスについて語る「アッレグリのもとで成長できると確信している」

写真:ユヴェントスではウイングバックでプレーするウェア

ユヴェントスは今夏、リーグ・アンのリールからアメリカ代表のティモシー・ウェアを獲得した。ウェアはかつてACミランで活躍し、現在はリベリア大統領を務める“リベリアの怪人”ことジョージ・ウェア氏の息子だ。

加入初年度でユヴェントスに適応中のウェアが、トリノでの生活や自身のプレー、マッシミリアーノ・アッレグリ監督についてイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙に語った。

「毎日トレーニングで多くのことを学んでいる。このようなビッグクラブでプレーできることは幸運だ。チームメートと強い絆を築いてきたが、とくにモイス・キーンとポール・ポグバと仲良くしている。ポール(ポグバ)は大変な時期を迎えているから、彼が無事であることを確認するために頻繁に家を訪れている。彼は素晴らしい人だ。フェデリコ・キエーザとドゥシャン・ヴラホヴィッチも私を助けてくれたし、もちろんウェストン・マッケニーもだ。彼らはピッチの内外で常にポジティブなエネルギーをもたらしてくれるんだ」

リールではもともとウイングでプレーしていたものの、昨季にサイドバックへコンバートされ、アメリカ代表では引き続きウイングでプレーしている。一方、ユヴェントスでの定位置はウイングバックだ。そんなポジションや役割の違いについても言及した。

「ユヴェントスでは守備的な役割を担っているけど、うまく適応している。アメリカ代表では、クリスティアン・プリシッチ(ミラン)やジョバンニ・レイナ(ドルトムント)といった質の高い選手とともに、3人の攻撃的の一員としてプレーしている。(自分でポジションを)決められるなら左ウイングで中に切れ込むプレーをしたいけど、チームが何を必要としているのかはよく理解している。アッレグリ監督を守備的だと考える人もいるけど、私は守備が成功のもとになると思う。守備を改善する必要があることは分かっている。アッレグリのもとで成長できると確信している」

そして、インターナショナルブレイク明けに迎えるミランとの大一番については、こう意気込みを語った。

「とても楽しみにしている。これは私の家族にとって特別な意味を持つ試合だ。プリシッチやユヌス・ムサーとの対戦は素晴らしいことだ。セリエAの首位チームとの対戦は我々にとって非常に重要だ。チームを助けたいと思っているし、新しい役割に適応しているところだ。先週のトリノダービーではいい結果を残せたと思う。90分間プレーしてできる限り貢献したい」

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