古江、笹生、畑岡、渋野が参戦 勝と西村はウェーティング1、2番手

昨年大会はリディア・コーが制した(撮影/玉木充)

◇米国女子◇BMW女子選手権 事前情報◇ソウォンヒルズ at ソウォンバレーCC (韓国)◇6647yd(パー72)

前週に中国で開幕したアジアシリーズ全4戦は今週、韓国に舞台を移す。年間ポイントレース(レース・トゥ・ザCMEグローブ)上位80人に与えられる来季フルシードと、上位60人に限られるシーズン最終戦「CMEグループ ツアー選手権」への出場権争いが佳境を迎える中、予選落ちなしの4日間大会が19日(木)に始まる。

大会のフィールドは78人に限定。オークバレーCCで行われた前年大会は、首位と1打差の2位から出たリディア・コー(ニュージーランド)が「65」をマークして通算21アンダーで逆転し、後続に4打差をつけての圧勝でシーズン2勝目を挙げた。

コーは今季、トップ10が1度のみでポイントンランキングは101位と低迷。今大会には招待枠から出場し上位を目指す。

日本勢は古江彩佳、笹生優花、畑岡奈紗、渋野日向子がエントリーした。勝みなみと西村優菜はそれぞれウェーティング(待機選手)1番手、2番手となっている。

畑岡、渋野、勝、西村は連戦となる。渋野は前週の「ビュイックLPGA上海」を41位で終えており、ランク80位からシード獲得に向けてポイントの上積みを目指す。9月の「NW アーカンソー選手権」3位から好調を保つ西村は前週8位に入ってランク48位に上げ、繰り上がりでの出場を待つ。

日本ツアーに参戦していた古江は8月末「ポートランドクラシック」以来の米ツアー。笹生は「NW アーカンソー選手権」以来の米ツアー参戦で、前年大会は8位に入った。

フィールドには前週優勝のエンジェル・インのほか、2021年チャンピオンのコ・ジンヨン(韓国)、今季2勝のイン・ルオニン(中国)、約1カ月半ぶりの参戦となるブルック・ヘンダーソン(カナダ)らが名を連ねた。

<主な出場予定選手>
リディア・コー、セリーヌ・ブティエ、イン・ルオニン、リリア・ヴ、コ・ジンヨン、古江彩佳、ブルック・ヘンダーソン、ネリー・コルダ、笹生優花、ミンジー・リー、畑岡奈紗、アタヤ・ティティクル、ダニエル・カン、渋野日向子

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