ギマランイスの新契約に“バルサ移籍条項”はなし、あるのは182億円の契約解除条項のみ

[写真:Getty Images]

ブラジル代表MFブルーノ・ギマランイス(25)がニューカッスルと締結した新契約に、特別な条項は含まれていないとのことだ。

2022年1月にリヨンから加入して以来、ニューカッスルの大黒柱として活躍し続けるギマランイス。今季も公式戦11試合出場1ゴール2アシストをマークしており、チャンピオンズリーグ(CL)との二足の草鞋に挑むチームを支えている。

そんなギマランイスとニューカッスルは、7日に2028年夏までの新たな5年契約締結を発表したが、スペイン『スポルト』はこの新契約に特別な条項が存在すると主張。バルセロナ移籍を望む選手側は、同クラブから6500万~7000万ユーロ(約102億~110億円)のオファーが届けば、移籍ができる条項を含ませたと報じていた。

しかし、これはバルセロナの地元紙である『スポルト』の願望に過ぎなかったようだ。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ニューカッスルとの新契約に特別な条項は存在しないとのこと。あるのは1億ポンド(約182億円)の契約解除条項のみだと伝えている。

これが事実なら、サウジアラビア資本となり豊富な資金力を備えるニューカッスルが1億ポンドからの減額に応じる可能性は低く、財政難に苦しむバルセロナがギマランイスを獲得するのは至難の業になるだろう。

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