北海道、岩手で初冠雪 札幌・手稲山や岩手山

初冠雪した手稲山の頂上付近=17日午前、札幌市(サッポロテイネスキー場提供)

 札幌管区気象台は17日、札幌市西部の手稲山(1023メートル)で初冠雪を観測したと発表した。上空に11月中旬並みの寒気が流れ込んだ影響で、平年より1日早く、昨年比でも1日早い。

 盛岡地方気象台も同日、岩手山(2038メートル)で平年より4日遅い初冠雪を観測。北海道南部の横津岳(1167メートル)や利尻島の利尻山(1721メートル)も初冠雪が発表された。利尻山は統計開始以来、最も遅い記録という。

 札幌管区気象台によると、17日午前9時現在の最低気温は、札幌市中央区で今季最低の6.4度。北海道陸別町でマイナス0.7度、上川町で同0.3度など、5地点が氷点下となった。

© 一般社団法人共同通信社