【Players on Fire PS③】自身5度目のPSでついに覚醒! PS史上初の偉業に息子も感激!

ポストシーズン(PS)は地区シリーズ(DS)を終え、リーグ優勝決定シリーズ(LCS)に突入した。地区シリーズに勝利したチームからはMVPが選出され、ブレーブスを下したフィリーズからはニック・カステヤノスが受賞。自身5度目のPS出場でついに覚醒したカステヤノスがフィラデルフィアを熱くする。

フィリーズは昨年と同様にワイルドカードでポストシーズン(PS)に進出し、ワイルドカード・シリーズ(WCS)では2年連続スイープで勝ち上がると、地区シリーズで再びブレーブスと対戦。そこでも昨年と同様に2戦目は落とすも本拠地で連勝し、2年連続でリーグ優勝決定シリーズ(LCS)に進出した。

ここまでは昨年と同じだが、1人の選手がついに覚醒した。それが、自身5度目のPS出場で、これまで22試合に出場して本塁打は初出場時の2014年に放った1本のみだったニック・カステヤノスだ。

マーリンズとのWCSでは打率.250で本塁打はなかった。しかし、1勝1敗でフィラデルフィアに帰ってきたブレーブスとの地区シリーズ(DS)第3戦、3回裏の第2打席で待望のアーチを放った。

8回にもソロ本塁打を放ち、この日2本目。2戦連続でマルチ安打を放つなど覚醒したカステヤノスの勢いは止まらず、王手をかけた第4戦でも再び2本塁打。この2戦連続1試合2本塁打はPS史上初の偉業となった。

DSは打率.467、4本塁打、4打点、OPSはメジャートップ(10打席以上)の1.784の好成績でMVPに初選出されたカステヤノス。

Liam Castellanos is LIVIN’! pic.twitter.com/7aCiTCFnRt

— MLB (@MLB) October 13, 2023

ホームアドバンテージで、地元フィラデルフィアからスタートするLCSでは、スタンドを赤く染めるファンの前で再びリバティ・ベルを鳴らすことができるか。そして、偉業達成をスタンドで目の当たりにして喜んだ息子リアムくんの感動リアクションがまた見られるのか。熱狂するスタジアムのなか、カステヤノスの打席からは目が離せない。

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