セリでお目当てゲット! さかな祭り3万人来場 長崎魚市場

セリ大会で手製のプラカードなどを掲げアピールする参加者=長崎市、長崎魚市場

 長崎県内の水産物をPRする「第40回長崎さかな祭り」(同祭り運営協議会、長崎魚市場協会主催)が15日、長崎市京泊3丁目の長崎魚市場であり、親子連れら多くの人でにぎわった。
 来場者は約3万人(主催者発表)。水産物を安値で購入できるセリ大会では、「千円」「2千円」と威勢のいい声が飛び交った。お目当ての魚をゲットしようと、「さかなほしい!」「当てて」など手製のプラカードを手に猛アピールする姿も。両親と参加し、タイやイサキなどを競り落とした西彼時津町立時津小5年の干野圭翔(けいと)さん(11)は「魚は大好き。(競り落としたタイは)しゃぶしゃぶで食べたい」と話した。
 水槽で泳ぐ魚のすくい捕りには、抽選で選ばれた小学生以下300人が挑戦。養殖のマグロとヒラスの刺し身試食会(600食)、クジラ雑煮試食会(1500食)などもあり、整理券を求めて開会前から大行列ができていた。

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