ホンダ エアクラフト カンパニー、新型小型ビジネスジェット機の名称を「HondaJet Echelon」に決定

ホンダ エアクラフト カンパニーは、新型小型ビジネスジェット機の名称を「HondaJet Echelon(ホンダジェット・エシュロン)」に決定した。

「Echelon」とは「梯形編隊飛行」を意味し、航空機では高効率な空力性能を実現する飛行パターンとして、燃費や二酸化炭素排出量削減などに効果があると言われている。2024年半ばにも初号機の製造を開始し、2026年の試験飛行、2028年の型式証明の取得を目指す。

乗員乗客11名乗りで、エンジンはWilliams FJ44-4C、アビオニクスはGarmin G3000。独自技術である主翼上面エンジン配置、自然層流翼型・ノーズ、コンポジット胴体をさらに進化させた。アメリカ大陸横断路線では、競合機より20%、上位カテゴリの中型ジェット機より40%以上、燃費を向上している。航続距離は2,625海里、最大巡航速度は450ノット、最大運用高度は47,000フィート。

6月にはすでに、主要サプライヤーとの契約を締結している。

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