平和大橋 欄干に亀裂 約5年前に改修 広島市

世界的に有名な彫刻家イサム・ノグチさんが設計した平和大橋の欄干に亀裂が入っていることが分かりました。橋はおよそ5年前に改修されたばかりです。

若森明日香記者「原爆資料館に近い橋の欄干を見てみるとテープがぐるぐるにまかれています」

広島市によりますと先月上旬、亀裂を発見した市議会議員から連絡があり確認しました。亀裂は欄干の親柱に複数あり最大で幅2mm、長さは90cmほどで、市は「直ちに倒壊する恐れはない」として養生テープで応急処置を施しているということです。

平和大橋は1952年に完成し、2018年度には老朽化などの理由から改修作業が行われていました。

市は、年内に樹脂系の補修材を注入するなどの処置を行ったうえで、今後抜本的な対策を検討していくとしています。

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