『インファナル・アフェア』3部作が4Kで復活上映!東京国際映画祭にトニー・レオン登場‼! 香港エンターテインメントが一挙再来

『インファナル・アフェア 4K』 ©2002 Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved.

映画『インファナル・アフェア』の日本公開20周年を記念し、シリーズ全3部作が、それぞれ『インファナル・アフェア 4K』、『インファナル・アフェア II 無間序曲 4K』、『インファナル・アフェア III 終極無間 4K』と題し、2023年11月3日(金)より109シネマズプレミアム新宿、 グランドシネマサンシャイン池袋ほかにて全国公開となる。

今なお色褪せない『インファナル・アフェア』の衝撃

先日閉幕した第48回トロント国際映画祭にて特別貢献賞を受賞したアンディ・ラウと、今年ヴェネツィア映画祭で生涯功労金獅子賞を受賞したトニー・レオン。今もアジアのトップスターとして第一線を走り続ける二人が<警察に潜入したマフィア>と<マフィアに潜入した警察官>を演じ、その生き様と究極の対決が世界に鮮烈な印象を残した1作目『インファナル・アフェア』は、2003年に日本初公開された。

その翌年に主人公たちの秘められた過去を描き1作目をも凌ぐ完成度でファンをうならせた2作目が、そして翌々年には壮絶な闘いを締めくくる最終章となる3作目が公開し、最後まで全く予測がつかないスリリングな展開と、運命に翻弄される登場人物たちのはかない魅力は、公開から20年を迎えた今もなお衰えない。

また、マーティン・スコセッシ監督×レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン主演で製作され、アカデミー賞にて作品賞と監督賞を含む4部門を受賞した『ディパーテッド』(2006年)、そして日本でも『ダブルフェイス』(2012年)としてドラマ化されるなど、その類いまれなオリジナル脚本の素晴らしさからわずか10年ほどの間に日米で秀逸なリメイクが続いた。

東京国際映画祭にトニー・レオン登場! 香港エンタメ再加熱の秋

この秋、香港エンターテインメントが日本で大きな盛り上がりを見せている。まずは先述の通り、『インファナル・アフェア』3部作の「4K」復活上映だ。“フィルム・ノワールの金字塔”と言える傑作サスペンス・アクション3部作が、20年ぶりに4Kでスクリーンに蘇る。

そして、2023年10月23日(月)から11月1日(水)まで開催される第36回東京国際映画祭では、10月26日(木)にウォン・カーウァイ監督の『2046』(2004年)が上映され、その上映後に行われるトークイベント「マスタークラス」にトニー・レオンが登壇予定となっており、大きな話題となっている。

さらに11月2日(木)から11月5日(日)に YEBISU GARDEN CINEMA で開催される「香港映画祭 2023 Making Waves -Navigators of Hong Kong Cinema」にて、アーロン・クォックとトニー・レオンが初共演した『風再起時』(2022年)や、世界初上映となるアンディ・ロー監督作『ブルー・ムーン』(2023年)を筆頭に、厳選された香港映画7作品の上映が予定されている。

今こそ注目したい香港エンターテインメントがこの秋、一挙に日本で見られる環境をお見逃しなく。

『インファナル・アフェア』3部作ざっと振り返り

『インファナル・アフェア 4K』(2003年 日本初公開)

潜入捜査官とマフィア内通者。緊迫の対決に、まばたきもできない。
警察と犯罪組織それぞれに潜入を命じられた、18 歳のラウとヤン。身分を隠し、敵組織に送り込まれた二人の青年は、お互いの存在を、その因縁を、まだ知る由もなかった。
10年後。過酷な運命を生き抜き、各々の潜入先で頭角を現す二人だが、覚せい剤取引を目論むマフィアの一斉検挙が失敗に終わったことを機に、双方の内通者の存在が明らかとなる。裏切り者の正体を暴くため、ついに対決の時がやってくる――。

『インファナル・アフェア II 無間序曲 4K』(2004年 日本初公開)

終極へ向かうドラマの、すべてのはじまり。
90年代、中国返還を前に揺れる香港。警察学校へ送り込まれた、マフィアの子分・ラウ(エディソン・チャン)と、マフィアの血筋が発覚し、警察学校を退学処分となったヤン(ショーン・ユー)。同じ時、同じ場所ですれ違う二人。それは終極へと向かう、波乱の人生のほんの始まりに過ぎなかった。激動の新時代を生きるため、もがきさまよう若き二人の主人公の秘められた過去と、彼らを取り巻く人々の語り尽くせなかった新事実が、次々と明かされる。

『インファナル・アフェア III 終極無間 4K』(2005年 日本初公開)

ラウの運命を握るのは、ヤンの記憶と軌跡。
あの事件から10ヶ月。警官として生きる道を選んだラウは、警察内に残る潜入マフィアたちを始末するため、眠れぬ日々を送っていた。エリート警官ヨンが、大物密輸商人シェンと接触していたことを知ったラウは、ヨンをもうひとりの潜入マフィアと確信し、身辺を調べ始める。在りし日のヤンの姿に自分を重ね、運命を変えるための最後の闘いに向かうラウ。しかし、その背後には真相を知る者の気配が忍び寄っていた――。

『インファナル・アフェア 4K』3部作は2023年11月3日(金)より109シネマズプレミアム新宿、 グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国公開

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