立憲民主党・原口一博氏が語る参政党と共闘可能な理由!コラボ演説はどうやって実現した?選挙ドットコムちゃんねるまとめ

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2023年10月14日に公開された動画ではゲストに立憲民主党衆院議員の原口一博氏をお招きし、参政党の存在や改造内閣について語っていただきました。

参政党と共闘できる可能性とは?

【このトピックのポイント】
・参政党と合同演説したのは「挑戦状」を受けたから
・参政党とは3つのポイントで共闘可能
・政治に必要なものは金でも力でもなく信頼

原口氏のプロフィールは以下の通りです。

学生時代は心理学を専攻していた原口氏。

政治にはまったく興味がありませんでしたが、研究の中で出会った子どもたちが政治の影響で心を病んでいたこと、またインドの友人に「30年後にはインドが日本を抜く」と言われたことをきっかけに松下政経塾の門を叩きます。

ただ、中曽根内閣のブレーンを務めた講師と相性が悪かったようで「御用学者」と言い放ち、放塾されそうになったこともあるそうです。

今回は以下の質問からいくつかピックアップして原口氏に回答していただきました。

参政党をどう思う?

8月20日に原口氏は参政党の神谷宗幣氏とコラボ演説を行いました。原口氏によるとコラボ演説ではなく、参政党からの挑戦状を受けての演説だったとのこと。原口氏は「波長が合いすぎて(党から)口頭注意になった」と笑いながらコメントしました。

他党との演説はこれが初めてではなく、原口氏は過去に前原氏と連れ立って共産党の小池晃氏と穀田恵二氏と共に演説をしたことがあるとのこと。

原口氏は穀田氏のことを非常に尊敬しているようで「穀田さん大好きだから。穀田さんが来るんだったら大丈夫よ」とコメントしました。

穀田氏が引退を発表していることについては「安住を誰が止めるか」「俺も止められていた」とコメントし笑いを誘いました。

MC鈴木邦和「安住さんは暴走しがちなんですか?」

原口氏「安住さんは暴走しかない」

参政党については「日本の独立自尊、命を守るところ、地域主権改革。この3つで共闘できる」と原口氏。演説を共にした神谷氏だけでなく吉野敏明氏とも馬が合うところがあるとのことで、今後の動向に注目が集まります。

元総務大臣からみて「今回の内閣改造どう思う?」

9月13日に第2次岸田再改造内閣が発足しました。原口氏は「個人的にはおめでとうと言いたい人もいっぱいいる」としつつ「国民の側を見ているとは思えない」「党内政局だけを見た内閣」と厳しく評価しました。

元総務大臣から見た新・総務大臣の鈴木淳司氏について問うと「この人のことは1番喜んでいる」と原口氏。実は鈴木氏は松下政経塾時代の同室の先輩にあたるそうで「むちゃくちゃ良い人」と絶賛しました。

原口氏「俺が影の総務大臣で淳司さんを操ろうと」

MC鈴木「それいいですね」

原口氏はその他に松下政経塾の後輩にあたる高市早苗氏と松野博一氏、親戚の自見英子氏に言及。それぞれにエールを送りました。

党役員人事では小渕優子氏が選対委員長に就任しています。就任にあたって過去の政治資金規正法違反について弁明せざるを得ないことについて原口氏は「気の毒」とコメント。

スキャンダルの背景には、親の代から引き継いだ古くからの後援会の問題もあると指摘しました。

スキャンダルと関連して、原口氏は自民党所属だった20代の時に田中角栄氏のところに届け物をしたときのエピソードを披露。

そこで後援会幹部の斎藤隆景氏に「政治に必要なものは信頼。君たちは絶対に後ろ指指されない政治家になりなさい」と説かれたそうです。

そこで貰った越乃寒梅を帰りの新幹線の中ですべて飲んでしまい、先輩にものすごく怒られたというオチでMC鈴木を爆笑させました。

原口氏「政治に対する信頼がないと日本は立ち行かない。そのために幸之助さんは保守2大政党を作ろうとしたわけです。だけどまだできてない」

時事ネタにヒトコト!

当事者の会 ジャニーズに記者会見やり直しを要請

ジャニーズ事務所の性加害問題について、原口氏はこれほどまでに大きな問題となってしまった背景には事務所と大手メディアの腐敗した関係があったのではと指摘。

「結局ジャニーさんってどんな方だったのかというのを考えてみると根深い」とコメントしました。

また、ニクソン大統領が辞任することとなったウォーターゲート事件の関係者から聞いた話として「リスク管理の基本は正直であること」と原口氏。

今回の記者会見で1社1問に制限したことやNGリストが露呈したことについて「正直でないというのが見える」「すごくもったいない」とコメントしました。

バレー男子 パリ五輪16年ぶり自力出場

中学校時代、全日本で3位の成績を収めた経験を持つ原口氏。日本代表の活躍もしっかりチェックしていたようです。

当時、松平隆康氏率いる全日本メンバーの球拾いをしていた原口氏は身長153cmだったことからバレーの道を諦めかけていましたが、チームメンバーの森田淳悟氏の指導を受けてバレーを続けたとのことです。

大臣就任の折には松平氏と森田氏が大臣室を訪ねてきたそうで、原口氏は当時のことを「嬉しかった~」と笑顔で振り返りました。

日本代表に対しては「頑張れ!世界一!」とエールを送りました。

動画本編はこちら!

参政党とコラボ演説した経緯は?共闘は可能なの?

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