年賀はがき 岡山中央郵便局に到着 7種類、11月1日から発売

年賀はがきが入った段ボール箱を仕分ける社員

 2024年用お年玉付き年賀はがきが17日、岡山中央郵便局(岡山市北区中山下)に到着した。岡山市内の40郵便局で取り扱う218万8千枚。11月1日から全国で一斉に発売される。

 午前9時ごろ、年賀はがきが入った547箱の段ボール箱を載せたトラックが到着。社員10人が手際よく荷台から降ろし、郵便局ごとに仕分けた。

 販売されるのは、表に来年のえと・たつにちなんだタツノオトシゴやディズニーキャラクター・くまのプーさんなどを描いた7種類。裏面が無地は1枚63円(インクジェット写真用は73円)。備中松山城(高梁市)がデザインされた岡山県版は68円で、環境保全団体などに5円が寄付される。

 交流サイト(SNS)の普及で、全国の年賀はがきの当初発行枚数は約14億4千万枚(前年比約12%減)と13年連続で減少している。同郵便局の杉本照明総務部長は「年賀状は日頃の感謝を伝えるものでもある。ぜひ利用して」と話した。

© 株式会社山陽新聞社