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神戸から車で1時間！現存最古の登り窯「丹波焼」の郷を探索！
千年の歴史を持つ丹波焼の窯元をたずねて、神戸から車で1時間ほどで丹波伝統工芸公園「立杭 陶の郷」に着きます。この施設は、兵庫県丹波篠山市、虚空蔵山（こくぞうさん）と和田寺山（わでんじやま）に挟まれた、四斗谷川(しとたにかわ)を有する焼き物の里にあります。青空を背景に、階段を上がると「立杭 陶の郷」の建物が目の前に現れます。
１.丹波伝統工芸公園「立杭 陶の郷」
丹波焼は瀬戸、常滑（トコナメ）、信楽（シガラキ）、備前（ビゼン）、越前（エチゼン）とともに日本六古窯のひとつ。丹波立杭は、その中心である陶器の産地です。この施設には山の斜面を 利用したレンガ造りの「登り窯」（平成窯）があります。トンネル状の窯は立杭独特の伝統技法で、蛇窯（ジャガマ）と呼ばれています。
この施設には古丹波名品を展示する「伝産会館」「伝習会館」と現代新作品を展示する「アートギャラリー丹波」あります。
窯元の作品を展示販売する「窯元横丁」や、小さなお子さまから大人までだれでも手びねり（粘土細工）や絵付け体験に挑戦できる「陶芸教室」やレストラン「獅子銀」が併設されています。
丹波伝統工芸公園「立杭 陶の郷」
住所:〒669-2135 兵庫県丹波篠山市今田町上立杭3
TEL:079-597-2034 FAX:079-597-3232
開園時間:AM10:00〜PM5:00
休園日:年末年始（12月29日〜1月1日）毎週火曜日（祝日は営業）
２.丹波焼立杭登り窯「最古の登り窯」
「丹波焼立杭登り窯」は、山の勾配を利用し全長47メートルにわたり築かれ、9袋の焼成室を持つ登り窯は圧巻の風景です。明治28年（1895年）に筑窯されて丹波焼の現存「最古の登り窯」として、兵庫県の有形民俗文化財に指定されています。
登り窯を見学して、「丹波焼」が焼成する場面を想像すると千年に渡り陶器が語り続けてくれる歴史、風土や文化を感じることができます。
３.「コウホ窯」
「コウホ窯」のギャラリーに並んでいる作品は、作家市野吉記先生の作品です。白い基調のお皿に可憐なお花や動物の柄を絵付けされています。女性にとても人気があり、特に台湾の作家から注目されていてインタビューを受けた時の記事がこの本に掲載されています。
４.「信凛窯」
窯元めぐりの続きは「信凛窯」（シンリンガマ）（上左）、「豪人窯」（ゴウジンガマ）（上右・下）です。一つのエリア内に沢山の窯元があり、移動も徒歩か車で数分程度の範囲内です。
５.「豪人窯」
どの作品も、作り手によって全く違う表情を持ち合わせ陶磁器の奥深さに魅了されます。可能な限り、多くの窯元を巡ってみて体感してはいかがでしょうか。
丹波篠山のオシャレなグルメを堪能！
■本格薪窯ピザ「薪窯ピザ&カフェDONO」
イタリアンカフェ「薪窯ピザ&カフェDONO」は、オーダーを受けてから1枚ずつ生地伸ばして作るピザを、登り窯をヒントに手作りした薪窯で一気に400度の熱によって焼きあげます。食べ応えのある手作りピザの美味しさに驚くこと間違いありません。
「薪窯ピザ&カフェDONO」
住所:兵庫県丹波篠山市今田町釜屋629
TEL:079-597-3714
営業時間:11：00AM ～15：00PM (L.O 14:30PM）
定休日:月曜（祝日の場合は翌火曜）
■食材と器にこだわるガレット専門店「SAKURAI」
その近隣には、フランスの郷土料理「ガレットの専門店」として2021年に元旅館を改装してオープンした「SAKURAI」があります。古民家風な外観がオシャレで、丹波焼の各窯元の食器を使ったお洒落な盛り付けがされて、こだわりのある器で料理も美味しく際立つように感じます。
ビストロ、カフェ「SAKURAI」
住所:〒669-2141 兵庫県丹波篠山市今田町下立杭44
TEL:079-506-7735
予約可否:完全予約制
営業時間:11:00～16:00カフェ営業14:00～17:00(L.O.16:00 ※日曜営業
定休日:不定休
丹波特産の「丹波黒枝豆」に納得！
帰り道に丹波黒枝豆を販売している売店や、テントが多く目に留まりました。採れたての地元の食材は美味しいと思い、後悔しないように大粒の黒枝豆を購入しました。ぜひ兵庫県の「丹波焼の郷」へ足を運んでください。
芸術の秋、実りの秋、そして食欲の秋、一日満喫できるワンデーツアーになることは、間違いありません。
【公式サイト】兵庫県観光サイトHYGO！ナビ
兵庫県（神戸・姫路・城崎・淡路島など）の観光情報を発信しているひょうご観光本部の公式サイト。兵庫県の日本遺産、サイクリングなどの観光特集はもちろん、温泉文化や日本酒などが楽しめるモデルコースなど、オススメの旅行情報が盛りだくさん紹介されているので、ぜひチェックしてみてください！
