スウェーデンで好調の籾木結花、4戦連発12得点目となる直接CK弾で逆転劇導く!宝田沙織もゴール

なでしこジャパンの一員として19年フランス女子W杯に出場した籾木結花(中央)[写真:Getty Images]

リンシェーピングFCのMF籾木結花が逆転勝利の立役者となった。
【動画】4戦連続12得点目!籾木結花の直接CK弾

リンシェーピングは15日、ダーム・アルスヴェンスカン(スウェーデン女子1部)第23節でベクショーとホームで対戦。籾木となでしこジャパンのDF宝田沙織は揃って先発出場した。

序盤に2失点を喫し、難しい展開を強いられたリンシェーピングだったが、41分に1点を返すと、3分後には籾木のFKからカティンカ・タンベリが頭で決め、振り出しに戻して前半を終えた。

勢いの勝るリンシェーピングは後半の立ち上がりに逆転に成功。53分に右CKを獲得すると、籾木が左足のキックで直接ネットを揺らした。

今のなでしこに不足しているセットプレーというエッセンスを持つ籾木は、これが公式戦5試合連続ゴールに。リーグ戦でも4戦連発となり、今季のリーグ戦通算得点を「12」まで伸ばした。

さらに畳みかけたリンシェーピングはその後もゴールを重ね、終了間際には宝田もセットプレーの混戦から押し込み、今季2得点目をマーク。終わってみれば6-2と、大差をつけた。

ダーム・アルスヴェンスカンは残り3節。リンシェーピングは首位と勝ち点差「2」の3位につけており、次節は1ポイント差の2位ハンマルビーIFとの直接対決を迎える。

優勝争いのカギとなる一戦でも籾木、宝田には大きな期待が寄せられている。

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