【MLB】フィリーズが一発攻勢でDバックスに勝利 ポストシーズンではホームでいまだ負けなし

写真:バースデーアーチを放ったブライス・ハーパー

10月16日(日本時間17日)、フィラデルフィアで行われたフィリーズ対ダイヤモンドバックスのナ・リーグ優勝決定シリーズの第1戦は、一発攻勢で序盤からリードを奪ったフィリーズが5-3で勝利し、先手を取った。ダイヤモンドバックスは終盤追い上げたが、逆転することはできなかった。

フィリーズは、初回1番カイル・シュワーバーが初球先頭打者ホームランを放ち、幸先よく先制する。続く3番ブライス・ハーパーも初球を右中間に運び、追加点を挙げる。ハーパーは今日が31歳の誕生日であり、バースデーアーチとなった。

2回にはニック・カステヤノスが3試合で5本目となるホームランを放ち、リードを3点に広げる。この後もハーパーとJ・T・リアルミュートのタイムリーで2点を追加し、5-0でフィリーズがリードして5回を終える。

ダイヤモンドバックスの先発ザック・ギャレンは5回5失点とフロントの期待に応えることはできず、マウンドを降りた。今年のポストシーズンはここまで2勝0敗であったが、3連勝とはならなかった。

反撃したいダイヤモンドバックスは、6回に先頭のエバン・ロンゴリアが出塁し、初回以来のランナーを出す。すると続くヘラルド・ペルドモが2試合連続ホームランとなる、ツーランホームランを放ち、3点差に詰め寄る。7回にはアレック・トーマスの犠牲フライでさらに1点を返す。

しかし、反撃はここまで。最終回はクレイグ・キンブレルがダイヤモンドバックス打線を3人で抑え、5-3でゲームセット。フィリーズが第1戦をものにした。

フィリーズはホームのシチズンズ・バンク・パークで無類の強さを見せ、ポストシーズンではここまで5戦5勝を挙げている。明日もフィリーズのホームで試合が行われるが、ダイヤモンドバックスはフィリーズの牙城を崩せるのだろうか。

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