乳がんで闘病中の米人気女優が死去 自宅で家族に看取られる

米女優スザンヌ・サマーズさんが死去した。76歳だった。『ブリット』や『アメリカン・グラフィティ』などで知られたスザンヌが15日、乳がんの長い闘病生活の末帰らぬ人となったという。

スザンヌの長年の広報を務めたR.クーリ氏は、遺族に代わってこう声明を出している。「スザンヌ・サマーズが10月15日早朝、自宅で安らかに亡くなりました。23年以上に渡り、悪性の乳がんと闘いました」

スザンヌは、夫や息子など家族に見守られる中息を引き取ったそうで、77歳の誕生日となるはずだった翌16日には、家族で集まって故人の素晴らしい人生を祝福したという。

1977年にシットコム『スリーズ・カンパニー』にキャスト入りしたことで世に出たスザンヌは、『シーズ・ザ・シェリフ』『ステップ・バイ・ステップ』など別のシットコムにも出演するなどテレビの世界で活躍したほか、『ブリット』や『アメリカン・グラフィティ』といった映画にも出演した。

その後スーザンの関心はフィットネスに移行し、エクササイズマシンのCMに出演したり、健康に関する著作を出版するなど、夫アラン・ハメルと共にウェルネス界でビジネスを展開していた。

スーザンの訃報を受け、ゴールディ・ホーンやバリー・マニロウなどエンターテイメント界の著名人がお悔みの言葉を綴っている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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