一ノ瀬颯が「いちばんすきな花」で松下洸平の優しい弟役で第2話から登場

一ノ瀬颯が、フジテレビ系連続ドラマ「いちばんすきな花」(木曜午後10:00)の10月19日放送・第2話から出演することが分かった。

「いちばんすきな花」は、4人の俳優が主演を務める“クアトロ主演”という新しい形のオリジナルドラマ。フジテレビ系で2022年10月期に放送された「silent」の村瀬健プロデューサーと脚本家・生方美久氏が再びタッグを組み、年齢も性別も過ごしてきた環境も違う4人が奏でる、見る者の心を静かに揺さぶる新たな時代の“友情”の物語。

4人の主人公である潮ゆくえ(多部未華子)、春木椿(松下洸平)、深雪夜々(今田美桜)、佐藤紅葉(神尾楓珠)は、それぞれの日常の中で、友情や恋愛にまつわる人間関係の問題に直面。そんな中、彼らは巡り会う。愛すべき登場人物たちを優しい気持ちでずっと見つめていたくなる、クスッと笑って、フワッと泣ける、友情物語でありつつ、同時に恋愛も含めた“愛”のストーリーが紡がれる。

一ノ瀬が演じるのは主人公の1人・椿の弟・楓。実家を出て暮らしている兄に変わって、実家暮らしを続けながら、親が営んでいる「フラワーショップはるき」の手伝いをしている。周囲から“いい人”だと言われている兄の姿を見て、実際は会社でもプライベートでも“都合のいい人”に思われているのではないかと、少し心配している。そんなこともあり、婚約者と別れた兄の様子がいつも気がかりなようで…。

今回演じる楓役について、一ノ瀬は「椿を、幼い頃から一番見てきた楓は、どこか楽観的に見えつつも、芯をつくような言葉を発することがあります。そんな楓にも共感しながらご覧いただけたら」と語る。そして「本作を見ている誰もが、4人のうちの誰かに共感できるような身近なストーリーだと感じました。その世界に、椿の弟・楓として関われることがとても楽しみです!」と喜んでいる。

さらに、このたび第2話から、優しい世界観が詰まったオープニング映像を放送することも決定した。初回放送前に話題となったポスター撮影の際に撮られた4人の主人公の写真を使用した、新たな取り組みともいえるオープニング映像では、4人の物語がどのように映し出されていくのか期待が膨らむ。そのビジュアルに加えて、ポスター撮影も担当し、ドラマ本編の撮影を担当している市橋織江氏がシャッターを切った色彩豊かな花の数々の写真も登場。繊細で、淡く優しい世界観の描写が得意な市橋氏が撮った写真をストップモーション動画にすることで、一枚一枚の写真の間に見る者の感情が投影され、触れた人の心の中にそれぞれの物語が紡ぎ上げられる映像に仕上がっている。

ドラマを手掛ける村瀬プロデューサーは「楓は、誰よりも優しい兄・椿のことが大好きで、でも、誰よりも不器用な兄のことを誰よりも心配している。その楓役を、一ノ瀬颯さんに演じていただけることになりました。まさにこの役にぴったりの方だと思っています」とコメント。一ノ瀬の魅力に関しては「柔らかさ」だと言い、「目鼻立ちのはっきりしたバキバキのイケメンにもかかわらず、強さや鋭さを感じさせるのではなく、むしろ柔和でマイルドな雰囲気を感じさせてくれる、いい意味で珍しいタイプ。そして、これもいい意味で、なぜか何を考えているのかちょっと分からないような雰囲気も感じさせてくれる役者さんだと思っていました」と分析する。

続けて「生まれた時からずっと、誰よりも優しい男・椿と一緒に過ごしてきた楓もまた、誰よりも優しい男です。でも、そんな椿が損ばかりしてきたのを誰よりも身近で見てきたせいで、彼には、兄とは違う部分もあります。“花は好きだけど、花屋は嫌い”という兄の気持ちを知った上で、家業の花屋を手伝い続けている楓の本音がどこにあるのか? 優しそうだけど、ちょっと何を考えているのか分からない雰囲気を持っている一ノ瀬さんが、きっと興味深く、面白く演じてくださることと思います。今後の展開とともに、ご期待ください」と呼び掛けている。

© 株式会社東京ニュース通信社