芸歴35年の中居正広、ファンだけに語った「芸能界」との苦悩

<記事提供:COCONUTS>
毎週土曜日23時から放送中の「中居正広_ON_and_ON_AIR」。

10月14日の回では、放送の中で中居さんが1番言われて嫌な言葉やSoftbankのCMで披露したダンスの練習について明かされた。

(画像:時事)

■好きではない「意外と…」という言葉での評価

トークの中では、「意外と…で評価されるのが、あまり好きじゃないかもしれない」と明かす中居さん。

「タレントさんのオーソドックスなバラエティとかトークとかで、基本は見ている人やファンの人が知らない一面。意外な一面っていうのが1番入りやすい入り口だったりするんですよ」と説明する。

「こう見えて、かわいいところあるんだよね。こう見えて律儀なんだよね。こう見えて嫌な奴なんだよね。…こう見えてってどう見えてるかっていうか、『こう見えて』っていうことによって、意外な作品になるっていうかエピソードになるんだけど。僕、それが好きじゃないんだよね。天邪鬼っていうか、意外じゃないのが好きなんだよね」と話す中居さん。

■「安い褒め方だね」中居正広が一番嫌な褒め言葉とは

「意外とこうなんだ」と思われることが、自分の評価のものさしとしてあまり好きではないと言う中居さんは「思った通りの中で、引きのあるエピソードトークをしたい」と自分の想いを明かした。

中でも中居さんは「意外と優しい」と言われることが1番嫌だと話す。

「あれ困っちゃうね…。安い。セールだね。安い褒め方だね。バザーみたいな褒め方だね、『意外と優しいね』って」と、具体的なワードもあげた。

■ファンだけに語った「芸能界」との苦悩「向いてないと思う」

また、リスナーからは「CMの撮影前に、ダンスのこそ練(こそこそと練習する)はしましたか?」という質問が。

すると「めちゃめちゃこそ練するよ。こそこそやらなかったら…こそこそなのか堂々となのか分からないけど、すげーやるよ。当たり前のようにやるよ。恥ずかしいくらい」と、明かす。

さらに、「この世界僕はね、性格的には向いてないと思うんだよな~。本当に向いているって人は、僕がやってるこそこそ練習みたいなのも見てもらいたい人が本当に出る人だと思う。そういうのも見てほしい人。テレビに出たり、芸能人である人なのかなって。(自分は)全然見られたくないのよ」と胸の内を語った。

自分の小さい頃も野球の練習も誰もいない所で、1人で淡々とやっていたと振り返った。

■人前で練習を行うと効率が悪い理由とは?

自分では、練習をこそこそやっているつもりはないという中居さんだが、「人前でやると効率はよくないかな。練習する時に誰かに見られたら、そこの評価のためにやって本来うまくなりたいこと、本来手にいれたい技術とかが遠まわしになっちゃうから…」と話す。

この中居さんのトークに、ファンからは「意外と…っていうのが嫌いなんだ!でも意外じゃなくてイメージ通り、優しいもんね」「セールみたいな褒め方(笑)」「自分の事いっぱい話してくれてる」「分かるかも。言われたら嫌だよね」などの反応があがった。

今回は、中居さんが明かす嫌な褒められ方や、こそ練の話など、仕事の裏側で感じていた貴重な胸の内を知ることができるトークが多かったよう。

SMAPでデビューしてから35年もの間、芸能界で活躍しつづけてきた中居さんだが、自身では「向いてない」と感じていることこそが、中居さんらしさそのものなのかもしれない。

【番組情報】
中居正広 ON & ON AIR
https://radiko.jp/#!/ts/LFR/20231014230000

(編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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