松窪真心が絶妙クロスで決勝点アシスト!三浦成美も先発のノースカロライナがNWSLプレーオフ進出

アメリカでの活躍が続く松窪真心[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

ノースカロライナ・カレッジのU-19日本女子代表MF松窪真心が、勝利を手繰り寄せた。
【動画】スペースを見つけた松窪真心が絶妙クロスで決勝点をアシスト

現地時間15日、アメリカのナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)はレギュラーシーズン最終節が行われ、3位ノースカロライナ・カレッジ(勝ち点30)はアウェイで5位ワシントン・スピリット(勝ち点30)と対戦。1-0で勝利を収めた。

ノースカロライナ所属の日本人選手、なでしこジャパンのMF三浦成美と松窪は先発出場し、三浦が後半アディショナルタイムまで、松窪は79分までプレー。小林里歌子はメンバー外となっている。

勝てばチャンピオンシップ・プレーオフ出場権獲得、敗れれば圏外転落の可能性もあるサバイバルマッチで、松窪は立ち上がり6分にケロリンのポストプレーから右足のシュートと、積極的な姿勢を見せる。

ワシントンはアメリカ女子代表FWトリニティ・ロッドマンのタックルが、オン・フィールド・レビューの結果、退場処分に。危険なプレーと判断され、23分に数的不利となった。

すると直後の25分、松窪がバイタルエリアでアイルランド女子代表MFデニス・オサリバンのスルーパスを引き出し、ボックス内右から絶妙なグラウンダーのクロス。ファーでFWタイラー・ルッシが押し込み、ノースカロライナが先制した。

三浦も38分に見事なゴールカバーを見せるなど、両日本人選手が奮闘。逃げ切ったノースカロライナが3位を死守し、敗れたワシントンは8位に転落した。

2年ぶりのプレーオフ進出を決めたノースカロライナは22日、1回戦で6位フィニッシュのNJ/NYゴッサムFCとホームで対戦する。

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