猫にとって『カレー』は絶対NG!舐めてしまったら即病院に行くべき?飼い主にできる2つの対処法とは

猫にカレーがNGなワケ

おいしそうなカレーの匂いは、どうやら猫も好きなようです。スパイスの香りに惹かれ、またたびと同じような反応を見せる猫もいるといいます。カレーを食べていたら、猫が寄ってきたことはないでしょうか。

しかし、絶対に猫にカレーは食べさせないで下さい。

その理由は、カレーの香辛料は猫の胃腸に負担をかけるからです。それだけではありません。カレーの材料には「タマネギ」が使われていることが多いですよね。タマネギは猫が口にすると中毒を起こす恐れがあります。

また、タマネギを使用していないカレーの場合も注意が必要です。市販のカレールー自体にタマネギが使用されているからです。また、ルーには脂肪分や塩分も多いので、猫には害になります。

1.口から取り出す

猫がカレーを口に入れてしまったら、すぐに口から取り除いて下さい。

もしも、食べたカレーの量が舐める程度で少量であれば様子を見ます。ただし、カレーを舐めた後に下痢や嘔吐など、体調に異変が見られたら動物病院につれて行きましょう。

また、大量に食べてしまった場合も獣医師に相談した方が安心です。もし、タマネギを口にしていたら、すぐに取り出し、たとえ異変がないとしても動物病院へつれて行きましょう。タマネギの中毒は、時間がたってから症状があらわれるからです。

2.動物病院へつれて行く

猫がカレーを食べてしまった時は、動物病院へつれて行きますが、先に電話を入れておくとスムーズです。いつ、どれくらいの量を食べたのか、体調に変化はないかなどを伝えておきます。

もちろん、中にカレーが入っているカレーパンも、猫にはダメな食べ物です。カレーパンのパンの部分も油や塩分が多いので、食べさせないで下さい。猫がカレーパンを食べてしまった時も、少しでも様子がおかしいと感じたら動物病院で診てもらって下さいね。

猫にカレーを舐められないようにするには?

まさか猫がカレーを舐めると思わずに、気が緩んでいたりすることはありませんか。

猫は、カレーのスパイスの香りに反応することがあるので、猫との暮らしの中でカレーを食べた際はくれぐれも注意が必要です。

飼い主がカレーを食べている最中に猫に舐められないようにすることはもちろん、お皿や鍋に付着したカレーを舐められないよう気をつけましょう。

使用したお皿はすぐに洗う、キッチンには猫を入れないようにするなど、カレーを食べた際はさまざまな対策が必要です。

まとめ

そもそも人間の食べ物には、猫が食べると害になるものがたくさんあります。そのため、猫が欲しがるからといって与えるのは絶対にやめましょう。

カレーは、猫によってはスパイスの香りが好きなようです。でも、絶対に食べさせるのはやめて下さいね。カレーを食べる日は、猫に舐められないよう要注意です。

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